2012年11月06日

PC移設の理不尽~PC体験史


ホームページをFront pageで作成してきたが,2003の後マイクロソフトが提供をやめてしまい,それがXPを買い替えるのをためらわせてきた大きな理由であった。ところが,ついにWindows8がでるというのであわてた。問い合わすと,7では対応する,という。そこであわてて7を購入した。しかしわたしのような,パソコンに詳しくない人間にとっては,買い替えをためらわせる理由が,もうひとつある。それはパソコンのデータの移設だ。

遠い昔,FM7という,いま考えるとおもちゃのようなパソコンを買ったのが始まりだが,そのプリンターの精度に不満で,ワープロ専用機の買い替え,その書院を4~5世代買い替えて(最後の書院,たぶん商品としても,はまだ持っている),98が出発点だ。仕事先がIT企業で,では連絡はメールで,と言われてあわてて,シャープのメビウスを買った。それがまたよくフリーズする。何十ページも書き上げた瞬間フリーズし,パーにしたことは何度もあった。ついに腹を立てて,壊れたテレビをたたく要領でやったら,本当にデッドしてしまい。あわててソニーのVAIOを買わざるを得なくなった。仕事のデータもホームページのデータもすべてが消えてなくなり,仕事のは,ワープロから移設して,何とかカバー。ホームページはゼロから作り直した。そこでデータを外部保存することを学んだ。それが5~6年。いま考えれば,なんということもない。それをXPに移設する時が地獄だった。いろいろ試みて,メールはゼロからになったが,後は外部へ移して,XPに取り込むことで何とかカバーした。その間の無駄な悪戦苦闘が,買い替えをためらわせた。まったく無駄そのものの時間なのだ。

いってみれば,素人だからだが,パソコンは素人に売っているのではないのか。95,98,2000,XP,VISTSA,7と,買い替えを前提に発売し続けたのではないのか。にもかかわらず,7でも,移設についてはほとんど,素人のサポートを,そもそも設計思想として組み込んでいない。つまり,前に使っていたパソコンとパソコン環境を移設することを前提に考えているとは思えないということだ。そうすると,新製品開発の足を引っ張る,発想が制約される,等々の声が聞こえる。それが製品を出した人間の責任だ,などといっても一笑されるだけなのかもしれない。所詮素人だ,と。

しかし「素人だ」「素人にわかるか」というのは,一般市場に商品を出す人間が,絶対口にしてはいけない禁句のはずだ。だって,素人相手に商品を出しているのだから。それかあらぬか,どうも最近のWindowsは,多機能化,別名ガラパゴス化に陥りつつある気がする。サービスを機能追加でフォローし始めたら,発想の行きづまりだからだ。機能を追加しないで,同じ機能をどう働かせるか,を考えるのが発想だからだ。機能追加は発想ではない。ワードもメールもどんどん使い勝手が悪くなっている。別の言い方をすると,自由度がなくなっている。客か自由に使える環境を設定するのが,基本ではないか。アップルのiシリーズはその典型だ。

いやいや,話がそれた。で,ともかく7を購入し,店員に相談して,引っ越しソフト(データ引っ越し9+という)も購入した。そして,まずネットをつなぎ,Front page2003ではなく,もっているのがバージョンアップ版なので,その前の2000を入れて,それから2003をインストールした。そこまでは完璧。ところが,肝心の引っ越しソフトをつなぎ,作業しようとすると,まず,セキュリティソフトを終了させろ,動いているソフトを止めろという。しかし何がバックで動いているか素人がわかるか,とまず腹を立てた。しかもセキュリティソフトの無効化を,指示通りにしようとすると,暗証番号を問いかけてくる。何年も継続ダウンロードできているので,そんなものわからない。えいやっと思い切り,勝手に移設作業を始めることにした(ここが,素人なのか?)。付属のケーブルをつなぎ,作業を開始する。

途中までは順調。新しいパソコンとインストールプログラムをUSBメモリーで保存し,古いパソコンにインストールする。そして終わったら,タスクトレイでUSBメモリーを無効化してください,とある。これがわからない。そのままだとUSBメモリーが「パソコンデータ引っ越し云々」のタイトルになっている。で,わからないので,やみくも設定を変更するをいじっていたら,わけもわからず,元へ戻った。

ところが肝心の移設は,新しいパソコンへ移動させる段階で,待てど暮らせど応答がない。「数分かかる場合があります」どころか数十分たってもそのまま。で,もう一度やり直したが同じ。せっかちのせいで,何時間も待てばよかったのか,とも思うが,待機時間も出ないので,止まってしまった,セキュリティをとめなかったせいか,と諦めて移設ソフトによる引っ越しを放棄した。ところが,そのソフトをアンインストールしても,内蔵ハードディスクの(D)に,例の「パソコンデータ引っ越し云々」のタイトルがついたまま,今度は設定変更をいじっても,タイトルを変えても,元へもどらない。USBメモリーのようにはいかなかった。使用上は支障がないので,そのままにすることにした。

結局個別に,ホームページのデータは外部のバックアップから,メールのアドレス帳も,メッセージもともかく全部ではないが,移した。結局移設ソフトでやりたかったのは,個別の手間暇をかけたくなかったからだが,かえって,時間を食ってしまった。

メールバックアップでは,あのライブドアの,「PRO-G E-mail Backup」というのが超がつく簡単さで,まさに素人に使えるものだったが,いまはどこにもない。XP対応だけかしいのだが,移設がうまくいかないとわかって,このソフトを探した。結局なかったので,インポート,エクスポートでやったのだが,これが,まったく手探り,えいや,でやったら,そのままにするつもりのメッセージをエクスポートしてしまい,大慌て,四苦八苦して,新しいパソコンにインポートしたが,まったく違う様相なので,ただ移設したにとどまる。

結論は,結局移設ソフトは,自分には使えなかった。徹頭徹尾説明書通りに手順を踏めば,あるいはできたかもしれない。多くの人はできるのだろう。しかし素人には地雷が多すぎ,耐えきれない。自動でファイアウォールを止めたり,セキュリティソフトを止めていくのでなければ,耐えきれないだろうというのが結論だ。本来は,Windowsそのものが,そういう移設を想定した設計思想に立っていなくてはならないのだ。それがおざなりにしか考えられていない。

最後に,新しいパソコンで起きた不思議。ホームページをアップしたのに,一向新しいホームページにならない。古いパソコンで見ると,きちんと変わっている。で,ためしにグーグルを呼び出して,そこからアクセスすると,変わっている。ヤフーやMSN(強制的ではないだろうが,このパソコンではグーグルに設定しようとしたら拒絶された。いつのまにか,MSNが初期画面にされている。)からでは,アップ結果が反映されない。これも不思議。いままではずっとVAIOだったのを,立ち上がりが早いというので,NECにした。気づいたら,メモリーカードがSDしか使えず,デジカメのメモリースティックが使えない。VAIOなら,両方あるのに。




今日のアイデア;
http://www.d1.dion.ne.jp/~ppnet/idea00.htm



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posted by Toshi at 06:53| Comment(20) | 発想 | 更新情報をチェックする