漫然と決めても意思決定にはならない~『「朝敵」から見た戊辰戦争』を読んで

水谷憲二『「朝敵」から見た戊辰戦争』(歴史新書y)を読んで感じたことをまとめました。 決断とは,覚悟のことだ。覚悟とは,何かを捨てる覚悟だ。その意味で,何かを決断する時,選択肢が浮かんでいる。決定する以上,情勢に流されてとか,事態に追い詰められてということでは受け身だ。追い詰められても,自分にとっての意味を考えながら,主体的に考えていくものでなくてはならない。そこで思い出すのは,勝…

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