なく
「なく」は,
泣く,
鳴く,
啼く,
と当てる。
「ネ(音)の古形ナを活用させた語か」
とある(『広辞苑第5版』『岩波古語辞典』)。
「人間が声を立てて涙を流す」意では,
泣く,
を当て(『大言海』は,哭,ともする),「鳥・獣・虫などが声を立てる」意は,
鳴く,
と当てる(『岩波古語辞典』)。「啼く」については,他は触れないが,『大言…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか