べそ

べそをかく, なきべそをかく, の「べそ」は, こどもなどの泣き顔, とある(『広辞苑第5版』)。『大言海』には, 「べし(壓)の轉か」 とあり, 小児の泣き顔になること, の意と共に, 壓口(べしくち)をつくること, の意が載る。「俚言集覧」には, 「へし口とは,口を壓へつくること也。能の面に大壓(オホヘシ)あり,口を結びたるを…

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