から

「から」は, うから, やから, ともがら, はらから, の「から」で, 族, 柄, とあてる。『岩波古語辞典』には, 「満州語・蒙古語のkala,xala(族)と同系の語。上代では『はらから』『やから』など複合した例が多いが,血筋・素性という意味から発して,抽象てきん出発点・成行き・原因などの意味にまで広がって用いられる。助詞カラもこの語の転」 …

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