ゆうまぐれ

「ゆうまぐれ」は, 夕間暮れ, と当てる。 「『まぐれ』は目暗れ」の意」 とある(『広辞苑第5版』)。『大言海』も, 「目暗れにて,目くれふたがりて,物の見えぬ頃なれば云ふか」 とし,『岩波古語辞典』も, 「目昏れの意」 とする。つまり,この「まぐれ」は, 目暗(昏)れ, の意である。「昏」(コン)の字は, 「会意兼形声。民は…

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