なまづ
「なまづ(ず)」は、
鯰、
と当てるが、
魸、
とも当てる。共に、国字である。中国では、「なまず」は、
鮎、
である。これを「あゆ」に当ててしまったので、国字を作った、という(たべもの語源辞典)。
「鮎」(漢音ネン、呉音デン)は、
会意兼形声。「魚+音符占(=粘、ねばりつく)、
で、「なまず」である。中国では、
鯷(テイ、シ)、
…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか