枝
「枝」(漢音シ・キ、呉音シ・ギ)は、
支、
とも当てる。
幹の対、
であり、
会意兼形声。支(キ・シ)は「竹のえだ一本+又(手)」で、一本のえだを手に持つさま。枝は「木+音符支」で、支の元の意味をあらわす、
とある(漢字源)。手足の意では、
肢(シ)、
指の意では、
跂(キ)、
の字が同系である。
(小篆「枝」説文(後漢)…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか