さうらふ

「さうらふ」は、 候、 と当てる。 目上の人のそばに控える、仕える、 「あり」の謙譲語、ありの丁寧語、おります、ございます、 の意だが(広辞苑)、助動詞として、 聞こえさうらふ、 義経にて候、 というように、 動詞及びある種の助動詞の連用形に、「に」「で」などの助詞について、目下の者が自分に関することを目上の者に述べるのに用いた。鎌倉時代以降は「…

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