おも

「母」は、古代、 おも、 と訓ませ、万葉集に、 わが門の五本柳(いつもとやなぎ)いつもいつも母(おも)が恋ひすす業(なり)ましつしも(矢作部真長)、 とあり、 はは、 の意であったが、同じく万葉集に、 緑児のためにこそは乳母(おも)は求むといへ乳(ち)飲めや君が乳母(おも)求むらむ(作者未詳)、 とあるように、 乳母(うば)、 の意…

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