しく
「しく」は、
及ぶものはない、
の意で、
如くは無し、
と使い、また、
百聞は一見に如かず、
の「しか」は至り及ぶ意の「しく」の未然形に打消しの助動詞ズをつけて、
(それに比べて)及ばない、
(それに)まさるものはない、
の意で使う(岩波古語辞典)。「しく」は、
如く、
と当てる。「如く」を、
ごとく、
と訓む「ごとし…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか