しく

「しく」は、 及ぶものはない、 の意で、 如くは無し、 と使い、また、 百聞は一見に如かず、 の「しか」は至り及ぶ意の「しく」の未然形に打消しの助動詞ズをつけて、 (それに比べて)及ばない、 (それに)まさるものはない、 の意で使う(岩波古語辞典)。「しく」は、 如く、 と当てる。「如く」を、 ごとく、 と訓む「ごとし…

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