遊び心
鳥山石燕『画図百鬼夜行全画集』を観る。
江戸時代、妖怪、幽霊は総称して、「もののけ」と言われたが、もはや恐れおののく対象ではなく、娯楽の対象と化した。その象徴の一つが、鳥山石燕の、
画図百鬼夜行、
である。好評を博したため、
今昔画図続百鬼、
今昔百鬼拾遺、
百器徒然袋、
と続編が刊行された。本書は、それを一冊にまとめている。
鳥山石燕は、正徳…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか