ちょぼちょぼ
「ちょぼちょぼ」は、
点々、
と当てる(広辞苑・大言海)。
疎(まばら)に点を打つ状に云ふ語(大言海)、
が原意のように思われる。それをメタファに、
量や程度が少ないさま、ちょびちょび(虎明本狂言・鱸庖丁(室町末‐近世初)「なりてんぢくのかいしきに、ふかくさがわらけに、ちょぼちょぼとよそふておまらせうが」)、
物が所々に少しずつあるさま、ちょびちょび(病論俗解…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか