水前寺海苔

「水前寺海苔」というものがある。 淡水産の藍藻、清流の川底などに生え、体は丸い単細胞から成り、粘液質により多数集まって塊状をなす。これを厚紙状に漉いて食用とする、 とある(広辞苑)。 九州の一部だけに自生する食用の淡水産藍藻類、 であり、 茶褐色で不定形。単細胞の個体が寒天質の基質の中で群体を形成する。群体は成長すると川底から離れて水中を漂う、 ともあり(…

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