朱子学の解体プロセス
丸山眞男『日本政治思想史研究』を読む。
本書は、丸山眞男が、戦時中に書いたものを戦後に出版した、いわゆる、
処女作、
になる。特に、
第三章 国民主義の「前期的」形成
は「本論に入らぬうちに」、召集令状がきたため、出発のその日の朝までかかって「維新直前までを纏めた」ものである。そんな曰くは別として、少なくとも、
第一章 近世儒教の発展における徂徠学…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか