ジェノサイド
田中克彦『ことばは国家を超える―日本語、ウラル・アルタイ語、ツラン主義』読む。
本書は、
「ウラル・アルタイ研究から長い間離れていたことのもうしわけであり、ふたたびその入口にたちもどった今の感慨と心情から書いたもの」
とある(あとがき)ように、日本語の起源をめぐる、
ウラル・アルタイ説、
の歴史を辿り直す。その闊達な文章は読みやすいせいか、ウラル・アルタ…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか