惠方
「惠方」は、
吉方(えほう)、
の当て字とある(大言海)。別に、
兄方、
とも当てる(デジタル大辞泉)。古くは、
正月の神の来臨する方角、
とされた(広辞苑)が、後に、暦法が中国より伝わり、
その年の歳徳神(としとくじん)のいる方角、
とされるようになる。暦は、『日本書紀』に、欽明天皇十四年(553)、
百済に対し暦博士の来朝を要請し、翌…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか