暦注
内田正男『暦と日本人』読む。
本書は、
暦注批判、
と、和製の、
暦法づくり、
をめぐる余話だが、「はじめに」で、
「本書が暦と日本人の生活を主題とする以上、暦注にかなりの頁を割くのは当然であろう。もちろん私は、暦注に関連する迷信は積極的に否定する立場を取り、懸命なお知り合いから、日の吉凶などをいう人が一人でも減ることを期待しながら執筆した」
…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか