ついたち
「ついたち」は、
一日、
朔日、
朔、
と当てる(広辞苑)が、大言海は、
月立、
と当てている。「ついたち」が、
ツキタチ(月立)→ツイタチ(朔日)、
と、
tukitati→tuitati、
とkの脱落した音便形と見られるからだ(日本語の語源)。似た例は、
つきたて(衝い立て)→ついたて、
タキマツ(焚き松)→たいまつ(松明)、
…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか