テロル
磯部涼『令和元年のテロリズム』読む。
本書は、令和に改元された直後に起きた「川崎無差別殺傷事件」、その四日後に、その事件を意識した、「元農水事務次官長男殺害事件」、その二ヶ月後に起きた、「京都アニメーション放火殺傷事件」、改元後三ヶ月の間に立て続けに起きた、この三つの事件の点と線をつなぎ、現在の日本の深部に迫ろうとするものだ(思えば、この一か月前には、池袋の元官僚による暴走自動…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか