せがれ

「せがれ」は、 倅、 忰、 と当てる(広辞苑)が、 躮 世椊、 忰子、 とも書く、 とある(岩波古語辞典)。「躮」は、 造字なり、 とある(大言海)。国字のようである(字源)。江戸中期の『書言字考』には、 忰、セガレ、本朝俗謂我子為忰、 とある(仝上)。 古くは女子にも用いた、 とある(広辞苑・デジタル大辞泉)。 …

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