せがれ
「せがれ」は、
倅、
忰、
と当てる(広辞苑)が、
躮
世椊、
忰子、
とも書く、
とある(岩波古語辞典)。「躮」は、
造字なり、
とある(大言海)。国字のようである(字源)。江戸中期の『書言字考』には、
忰、セガレ、本朝俗謂我子為忰、
とある(仝上)。
古くは女子にも用いた、
とある(広辞苑・デジタル大辞泉)。
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生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか