くびったけ
「くびったけ」は、
首っ丈、
頸っ丈、
と当て、
くびたけの促音化、
とある(広辞苑)。
彼女に首ったけ、
というように、
ある思いに深くとらわれること、特に、異性に心をひかれ夢中になること、またそのさま、
の意(デジタル大辞泉)だが、今日、もはや死語に近いかもしれない。
もともとは、
くびたけ、
であり、
首丈、
…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか