くどく
「くどく」は、
口説く、
と当てる。
また泣く泣く口説き申しけるには(保元物語)、
というように、
うらみがましくくどくどという、
愚痴っぽく言う、
という意味と、
経読み仏くどきまゐらせるるほどに(讃岐典侍日記)、
と、
心のうちを切々と訴える、
特に、
神仏に祈願して訴える場合にいう、
意味と、
此方よりくど…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか