風の祝

「風の祝(はふり)」は、 風の神を祭る祝(はふり)、 を指し、 風を鎮めるために、風神を祀る神官、 とある(広辞苑・大言海)。 風の祝子(はふりこ)、 ともいう(仝上)、とある。最初に風鎮めの神事を行ったのは持統天皇五年(691)とされる(風と雲のことば辞典)。 鎌倉中期の教訓説話集、『十訓抄』(じっきんしょう/じっくんしょう)に、 信濃國は、…

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