進化としての「死」
小林武彦『生物はなぜ死ぬのか』読む。
本書は、
そもそもなんで生き物は死ぬのか?
について、生物学の視点から考えていこうとしている。結論は、
死は生命の連続性の原動力、
つまり、
「生き物にとって死とは、進化、つまり『変化』と『選択』を実現するためにあります。『死ぬ』ことで生物は誕生し、進化し、生き残ってくることができたのです。」
というこ…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか