岩
「岩」は、
磐、
巌、
とも当てる(広辞苑)。
岩石、
の意だが、
石の大きいもの、特に加工せず表面がごつごつしているもの、
とある(仝上)。ただ、「いは(わ)」は、
石、
も当てている(岩波古語辞典)ので、大きさは相対的な意味しかないように見えるが、古事記に、
訓石、云伊波、
とあり(大言海)、和名抄に、
磐、大石也、以波…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか