信長像
和田裕弘『信長公記―戦国覇者の一級史料』を読む。
いわゆる『信長公記』は、
「牛一の自筆本、写本を含めて数多くの伝本が伝わっている。『信長公記』の一部に相当する短編や残闕本などを含めると七十本以上が確認されている。」
という。『信長公記』は、
「足利義昭を奉じて上洛の師を起こした永楽十一年(1568)から、本能寺の変で斃れる天正十年(1582)までの十五年間を…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか