さすが
「さすが」は、
流石、
石流、
遉、
等々と当て字するが、中世の当て字(岩波古語辞典)で、和訓栞に、
世に、流石の字を、さすがと云ふ辞に用たり。流石は、晋の孫楚の故事に因れり、さすがによく牽合せりと云へり、
とあり(大言海)、晋書孫楚伝の、
漱石枕流(石に漱ぎ流れに枕す)、
の、
石に枕し流れに漱ぐというべきところを、「石に漱ぎ流れに枕す」と言い…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか