八百比丘尼
「八百比丘尼」は、
やおびくに、
と訓むが、
はっぴゃくびくに、
とも訓ませ、
白比丘尼(しらびくに)、
とも呼ばれる、
800歳まで生きた長命の比丘尼、その姿は17~8(あるいは15~6)歳の様に若々しかった、
といわれる、
長寿伝説、
の一つである。「白比丘尼」のシラ(白)は、
再生するという古語であり、シラ比丘尼の長寿は…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか