ひもろぎ
「ひもろぎ」に当てる漢字には、
神籬、
と
胙、
膰、
脤、
とがある。
「神籬」は、古くは、
ひもろき、
と清音、
神霊が宿っていると考えた山・森・老木などの周囲に常盤木(ときわぎ)を植えめぐらし、玉垣で囲んで心性を保ったところ、後には、室内・庭上に常盤木を立て、これを神の宿るところとして神籬と呼んだ。現在、普通の形式は、下に荒薦(あらむしろ)を…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか