助六

「助六」は、浄瑠璃や歌舞伎の登場人物、およびこれを主人公とした作品の通称だが、もともとは、 延宝(1673~81)または宝永(1704~11)頃、大坂千日寺であったという町人萬屋(よろずや)助六と島原の遊女揚巻(あげまき)の心中事件、 で、ただちに、浄瑠璃・歌舞伎に脚色・上演された(広辞苑・日本大百科全書)。 助六は、 侠客、 あるいは、 男伊達、 とされる…

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