外の目
ロラン・バルト(花輪光訳)『物語の構造分析』を読む。
本書の目玉は、巻頭の、
物語の構造分析序説、
なのだろう。だから、
「物語の構造分析には、言語学そのものを基礎モデルとして与えるのが理にかなっているようにみえる。」
という一文に着目した。しかし、物語作品を、
機能のレベル、
行為のレベル、
ディスクール(物語言説)のレベル、
の記述レ…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか