をんな

「をんな」は、 女、 と当てるが、 ヲミナの音便、 とある(広辞苑・大言海)。 平安時代以後の語。ヲミナの音便形として成立し、それまで女の意を代表していたメ(女)という語が、女を卑しめ見下げていう意味にかたよった後をうけて、女性一般を指し、特に「をとこ(男)」の対として結婚の関係をもつ女をいう、 とある(岩波古語辞典)。類聚名義抄(11~12世紀)は、 …

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