兵略あっての忍び
平山優『戦国の忍び』を読む。
本書は、史料に出てくるかぎりで、
「Ninja」でも、「忍者」でもない、戦国の「忍の者」(本書では、「忍び」で統一)の実像を可能な限り追い駆けてみたい」
とし、
「Ninja」や「忍者」が駆使する、忍術や武器については、まったく言及していない。当時の史料には、まったく登場せず、検討の仕様がないからである、
としている(はじめ…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか