兵略あっての忍び

平山優『戦国の忍び』を読む。 本書は、史料に出てくるかぎりで、 「Ninja」でも、「忍者」でもない、戦国の「忍の者」(本書では、「忍び」で統一)の実像を可能な限り追い駆けてみたい」 とし、 「Ninja」や「忍者」が駆使する、忍術や武器については、まったく言及していない。当時の史料には、まったく登場せず、検討の仕様がないからである、 としている(はじめ…

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