なぞらえる
「なぞらえる」は、
準える、
准える、
擬える、
等々と当てる(広辞苑)。
おとにのみこふればくるしなでしこのはなにさかなんなぞらへてみん(「歌仙家集本家持集(11世紀)」)、
というように、
ある物事を類似のものと比較して、仮にそれとみなす、
つまり、
同類なす、
擬する、
見立てる、
という意味だが、さらに、あくまで思考の中での「類…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか