宇治の橋姫

「橋姫」は、 橋に祀られていた女性の神、 で(日本伝奇伝説大辞典)、 その信仰から、 橋姫伝説が生まれた、 とある(仝上)。 思案橋(橋を渡るべきか戻るべきか思いあぐねたとされる)、 細語(ささやき)橋(その上に立つとささやき声が聞こえる)、 面影橋(この世のものではない存在が、見え隠れする)、 姿不見(すがたみず)橋(声はすれども姿が見えない)、 …

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