千鳥足
「千鳥足」は、普通は、
左右の足の踏みどころを違えて歩く千鳥ような足つき、
に喩えて、
酒に酔った人の足取り、
の意で使う(広辞苑・デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典)とあるが、
千鳥は、前三指のみなれば、両足を打ち交へて走り、歩みの乱るるものなれば云ふとぞ、
とあり(大言海)、
路を行くに、右へ片寄り、又、左へ片寄りて歩むこと。又、歩むに両脚を左…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか