おおわらわ
「おおわらわ」は、
大童、
と当てる(広辞苑)。
髪の髻(もとどり)がとけてばらばらになった姿、
で、
かぶとも落ちて大童(おほわらは)になり給ふ(平治物語)、
と、
子供のかぶろ頭、
に喩えていっている(岩波古語辞典)状態表現であったが、そこから、
なほ弓を強く引かんために、着たる鎧を脱ぎ置いて、脇い立て(わいだて 大鎧の一部。草摺と壺…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか