三会

「三会」は、 さんゑ、 と訓むが、連声して、 さんね、 とも訓ます(広辞苑)。 仏が、成道(道すなわち悟りを完成する意、悟りを開いて仏と成る意の成仏と同義)の後、衆生済度のために行う三度の大法会、 の意で、 竜華(りゅうげ)三会、 が知られる(仝上)。「竜華三会」は、 釈迦の入滅後、彌勒菩薩(弥勒菩薩)が五六億七千万年後に兜率天(兜率天)…

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