推参
「推参」は、
定澄令申云。得業已上法師等卅余人許留、推参如何者(御堂関白記・寛弘三年(1006)七月一四日)、
遊者は、人の召に随ひてこそ参れ、左右なく、推参するやうやある(平家物語)、
などと、
招かれもしないのに自分からおしかけていくこと、
の意で、あるいは、
人を訪問することを謙遜(けんそん)していう、
場合にも使う(広辞苑・精選版日本国語大辞典)…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか