向かひ城
脇屋左京太夫(さきょうのだいぶ)義助(よしすけ 新田義貞弟)の兵五千騎、志賀の炎魔堂の辺りにありける敵の向かひ城、五百余ヶ所に火を懸けて(太平記)、
とある、「向かひ城(むかいじろ)」は、
向ひ城、
向城、
対城、
などとも表記するが、
対(たいの)城、
ともいい、戦国期には、多く、
三木城へ取懸けるが名城なるにより一旦に攻上るに事難かるべしとて、四方…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか