づたづた
尊(みこと)、剣を抜いて、大蛇を寸々に切り給ふ(太平記)、
の
寸々は
づたづた(ずたずた)、
と訓ませ、
細かく乱雑に切り裂かれたさま、
寸断、
きれぎれ、
の意(広辞苑)で、「づたづた」には、「寸々」以外にも、
寸々 36.8%
寸断寸断 21.1%
寸断々々 21.1%
寸断 15.8%
寸裂 5.3%、
と、さまざま漢字…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか