尻目
「尻目」は、
しりめ、
と訓ませ、
後目、
とも当て、
同期を尻目に、彼一人出世していった、
騒ぎを尻目に、悠々と立ち去った、
などというように、
~を…に、
の形で、
~を無視して、かまわず事を行う、
目の隅に置いただけで全く無視する、
意(広辞苑)で使うことが多いが、
ただ一打ちに打ち拉がんと、尻目に敵を睨んで(太平記…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか