斗藪
諸国の斗藪畢(おわ)りて、禅門、鎌倉に帰り給ひければ(太平記)、
僧を一人御倶(とも)にて、山川斗藪のために立ち出でさせ給ふ(仝上)、
と、
斗藪(とそう)、
とあるのは、
角(かく)て抖擻(トソウ)修業の後再(ふたたび)高雄の辺に居住して(源平盛衰記)、
と、
抖擻、
抖藪、
等々とも当て、
とすう、
とも訓ませ(精選版日本国語大辞…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか