斗藪

諸国の斗藪畢(おわ)りて、禅門、鎌倉に帰り給ひければ(太平記)、 僧を一人御倶(とも)にて、山川斗藪のために立ち出でさせ給ふ(仝上)、 と、 斗藪(とそう)、 とあるのは、 角(かく)て抖擻(トソウ)修業の後再(ふたたび)高雄の辺に居住して(源平盛衰記)、 と、 抖擻、 抖藪、 等々とも当て、 とすう、 とも訓ませ(精選版日本国語大辞…

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