禿筆
(細川清氏は)河内国に居たれども、その旧好を慕ひて尋ね来る人も稀なり。ただ秀(ち)びたる筆に喩へられし覇陵の旧将軍に異ならず(太平記)、
の、
秀(ち)び、
は「ちび」(http://ppnetwork.seesaa.net/article/464469440.html)で触れたように、
擦り減る、
意で、
古形ツビ(禿)の転、
とあり(岩波古語辞典…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか