嬋娟
ただ容色嬋娟(せんけん)の世に勝れたるのみならず、小野小町が弄(もてあそ)びし道を学び(太平記)、
の、
嬋娟、
は、
嬋妍幽艶なる女百人そろへて、紂王に奉つて(仝上)、
と、
嬋妍、
とも表記し、
せんけん、
せんげん、
と訓ませ、
容姿があでやかで美しいこと、
品位があってなまめかしいこと、
といった意味である(広辞苑…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか