そこばく

ゆえに、若干(そこばく)の人を殺し、国土を殞(ほろ)ぼしつ(太平記)、 官軍、矢の一つをも射ずして、若干(そこばく)の賊徒を征(たいら)げ候ひき(仝上)、 などとある、 そこばく、 は、 大勢、 多くの、 の意であり(兵藤裕己校注『太平記』)、 廻りける勢に、後陣を破られて、寄手若干(そくばく)討れにければ(仝上)、 と、 そくばく、 …

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