恥しめる

所領の二、三十ヶ国なりとも、替へて賜らでは叶はじとぞ恥(はじ)しめける(太平記)、 にある、 恥しめる、 は、 たしなめる、 意と注記がある(兵藤裕己校注『太平記』)。 「恥しめる」は、 恥ぢしめる、 とも表記する(岩波古語辞典)が、 恥(ぢ)しむ、 は、 令恥(はづかしむ)の転、 であり(大言海)、 身づからを、…

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