恥しめる
所領の二、三十ヶ国なりとも、替へて賜らでは叶はじとぞ恥(はじ)しめける(太平記)、
にある、
恥しめる、
は、
たしなめる、
意と注記がある(兵藤裕己校注『太平記』)。
「恥しめる」は、
恥ぢしめる、
とも表記する(岩波古語辞典)が、
恥(ぢ)しむ、
は、
令恥(はづかしむ)の転、
であり(大言海)、
身づからを、…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか