精神現象学のバックボーン

ヘーゲル(長谷川宏訳)『哲学史講義』を読む。 本書は、 晩年の聴講生のノート三回分、 をもとにしたヘーゲルの哲学史講義である。その哲学を吟味していくプロセスは、まるで、『精神現象学』の流れを辿り直すように見えてくるところがある。逆にいうと、『精神現象学』(http://ppnetwork.seesaa.net/article/486413116.html)がこうした…

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