精神現象学のバックボーン
ヘーゲル(長谷川宏訳)『哲学史講義』を読む。
本書は、
晩年の聴講生のノート三回分、
をもとにしたヘーゲルの哲学史講義である。その哲学を吟味していくプロセスは、まるで、『精神現象学』の流れを辿り直すように見えてくるところがある。逆にいうと、『精神現象学』(http://ppnetwork.seesaa.net/article/486413116.html)がこうした…
生きるとは 位置を見つけることだ あるいは 位置を踏み出すことだ そして 位置をつくりだすことだ
位置は一生分だ 長い呻吟の果てに たどりついた位置だ その位置を さらにずらすことは 生涯を賭すことだ それでもなおその賭けに 釣り合う 未来はあるか