囊沙背水の謀

囊沙(のうしゃ)背水の謀(はかりごと)、一たび成って、大いに敵を破ることを得たり(太平記)、 これを名づけて、韓信が囊沙背水の謀と申すなり(仝上)、 とある、 囊沙背水の謀、 とは、何れも韓信の試みた兵法、 囊沙の計、 背水の陣、 のことである。「囊沙の計」は、 囊沙之計、 とも表記する四字熟語になっている(字源)が、「囊沙」とは、 土嚢、…

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